まねき猫日記

ぎんちゃんと茶太郎の日常を届けます。

ぎんちゃんの意外な一面

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ぎんちゃんは、

昼間とても穏やかな猫です。

私がふくちゃんの

腰とんとんに専念してると、

キッチンの方から、

じーっと、こちらを見ています。

 

「ぎんちゃん、おいで〜」

しつぽをパタパタさせるだけで、

動きません。

「ぎんちゃん、おいでよ〜」

しつぽパタパタ。

「ぎんちゃん、寒いでしょ、そこ。

こっち、おいでってば〜」

すると、ゆっくり立ちあがり、

嬉しそうに、

私の方へ来ます。

 

君は孔明かい?

三顧の礼を尽くさねば、

来てくれないの?

 

ぎんちゃんは、

ふくちゃんよりも、

人の言葉が分かってる。

 

ぱっと見、空のごはん皿の中に

数粒フードが残っでたら、

ぎんちゃん、もう空だと思って

お皿の前で待機します。

「ぎんちゃん、まだ残ってるよ」

と、声をかけると、

(あ、ほんまや)

みたいな感じで、

食べ始めます。

 

甘えん坊で、

ビビりで、

人の言葉がちょっと分かる、

そんなぎんちゃんの、

意外な一面を、

昨日の夜中に

見てしまいました!

 

珍しく、

ぎんちゃんとふくちゃんの

夜の運動会が、

少しの間だけ催されました。

 

いつも興奮してるのは、

ふくちゃんで、

ぎんちゃんは、つられて

走ってる感じ……。

 

ところが、この夜の

ぎんちゃん、

やたら、雄々しい。

バタバタ走って、

ダンボール・ハウスの中へ。

そこから、

聞いたことの無い、

低い声で

「にゃぁお、にゃぁお」

若い男の人の声っぽかったです。

 

その後も、

低い声で「んー」と

言って興奮しているようでした。

 

ふくちゃんは、

近づいてはイケナイ、

と思ったのか、

ぎんちゃんを凝視しつつ、

私の枕元の傍で、

じーっと動きませんでした。

 

……

ああ、

去勢しても、

雄の本能って残ってるんだ。

 

ふーん…。

と、思いながら

寝てしまいました。

 

朝、起きると

いつものぎんちゃんになっていて、

キッチンで、

私の足(ふくらはぎ)にスリスリ、

甘えて来ました。

 

猫って不思議ですね。

夜行性っていうのは

知っていたのですが…。